作文。絶対1回は、書いたことがあると思います。

小学校6年生の時の夏休みに自分でお話を作って、原稿用紙に書いてくるという宿題が出ました。文章力をつけようという学校の取り組みです。

なんでも良いと言われると、悩んでしまうのが私です、、。

その時、目に入ったあれを題材にして私は書きました。小学生になったら絶対使うものです。


「いつも一緒」



今日も私は、教科書と筆記用具を入れられ、学校へ向かっている。そう私はランドセル。



今は春。校庭の桜の木は花を咲かせている。

もう私を使ってくれるのは、後1年。いつも私をせおってくれる女の子はもう六年生。

一年生のときは、私のほうが大きいぐらいだったけど、もう私のほうが小さく見えてきた。




そして夏。プールが始まり、真っ黒になっている。もうすぐ夏休み、長ーい夏休み。私は少し休けいだ。

少しほこりがかぶってきた。少しさびしい。でも、もうすぐ二学期。




そして、秋。二学期が始まると、運動会の練習でいそがしそうだ。十月。修学旅行の日が近づいてきた。

教室では、先生がみんなに修学旅行の話をしている。それを聞いているみんなはニコニコしている。




そして冬。冬休みが終わり、三学期。もう私を使ってくれるのも後三ヶ月。そう思うとさびしい。三月。いよいよ卒業式の練習が始まった。

みんな一生懸命練習をしている。そして当日。卒業式が始まる時間だ。私は、女の子にせおわれながら、学校にバイバイと思いながらお別れをした。




もう女の子は、私をせおわないだろう。でも、私は六年間教科書と筆記用具を運ぶ役目。そして、せおってくれる女の子を見守る。という役目を果たしたのだ。さびしいけど、六年間楽しかった。うれしかった。



六年間いつも一緒にいてくれてありがとう。



あとがき


どうだったでしょうか?

「ランドセル」の気持ちになって私は書きました。

小学校6年間毎日使っていたと、改めて思うとすごいと思います。

ランドセルの気持ちなって書くと、私を見守っていてくれていたんだ。と思います。

ぜひ、コメントでこの「いつも一緒」を読んだ感想を書いてくださると嬉しいです!



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